【助産師が解説】赤ちゃんがうなるのはなぜ?大丈夫なサインと受診目安

産後・育児

赤ちゃんが「うーん」とうなる様子に、「苦しいのかな?」「どこか悪いの?」と不安になることはありませんか?

約1か月ごろからよく見られる様子ですが、初めてだと驚いてしまいますよね。

この記事では、

  • 赤ちゃんがうなる理由
  • よくあるケース
  • 受診の目安

について、助産師の視点でわかりやすく解説していきます。

赤ちゃんがうなるのはなぜ?よくある原因

赤ちゃんがうなるのは、体の働きがまだ未熟なことによって起こることが多く、ほとんどは心配いらない生理的な反応です。

でも、実際にうなっていると気になりますよね?

よくある原因としては、次の3つがあります。

うんちやガスを出そうとしている

腸の動きが未熟なため、うんちやガスを出そうとして力み、「うーん」とうなることがあります。

赤ちゃんは、まだ腸の動きやお腹に力を入れるのが上手ではないため、このような様子が見られることがあります。

母乳やミルクの量が増えてきた

しっかり飲めるようになり、お腹の動きが活発になることで、うなりが目立つことがあります。

体重がしっかり増え始める頃に見られることも多く、成長の一つのサインです。

また、うなることで消化を助けたり、全身の血流を増やして体の働きを整えているとも言われています。

このようなうなりは、生後1か月頃から見られはじめ、生後3か月頃までに自然と落ち着いてくることが多いです。

眠りが浅いとき

新生児は眠りが浅く、体を動かしながらうなることがあります。

また、授乳後にお腹が張っていたり、げっぷがうまく出ていないときにも見られることがあります。

赤ちゃんがうなるのは大丈夫?よくある様子

赤ちゃんのうなりは、元気があり、授乳や体重増加が順調であれば心配いらないことがほとんどです。

たとえば、顔を赤くしながら力んでいるけれど、その後にうんちやおならが出てスッキリしている様子があれば、生理的な反応と考えられます。

また、機嫌がよく、しっかり眠れている、哺乳も問題ない場合は、見守って大丈夫なことが多いです。

注意が必要なうなりのサイン

赤ちゃんのうなりの多くは心配いりませんが、なかには注意が必要な場合もあります。

たとえば、

  • うなりとともに顔色が悪い
  • 呼吸が苦しそう
  • ミルクや母乳の飲みが悪い

といった様子がある場合は注意が必要です。

また、

  • 体重が増えていない
  • ぐったりしている
  • 発熱がある

などの症状が見られるときも、早めに受診を検討しましょう。

いつもと違う様子が続くときや、「なんとなくおかしい」と感じるときは、遠慮せず医療機関や助産師に相談して大丈夫です。

赤ちゃんがうなるときの対処法

赤ちゃんがうなるときは、無理に止めようとせず、まずは様子を見守ることが大切です。

そのうえで、

  • お腹にガスがたまっていそうなときは、授乳後にしっかりげっぷをさせてあげる
  • うまく出ないときは、少し時間をおいて縦抱きにするのも効果的
  • お腹をやさしく「の」の字にマッサージ
  • 足をゆっくり動かしてあげる(ガスやうんちがでやすくなることも)

さらに、うなったあとに少量の吐き戻しが見られることもあります。

うなって吐いたり、一時的に苦しそうに見えても機嫌がよく、しっかり飲めている場合は心配ないことがほとんどです。

まとめ

赤ちゃんのうなりは、腸の動きが未熟なことや、飲む量が増えてきたことなどによって見られる、よくある反応です。

とくに、元気があり、しっかり飲めていて体重が増えている場合は、心配いらないことがほとんどです。

一方で、呼吸が苦しそう、ぐったりしているなど、いつもと違う様子があるときは、早めに相談することが安心につながります。

赤ちゃんの様子をよく見ながら、無理に止めようとせず、その子のペースを大切に見守っていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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