妊娠中のお腹の張りってどんな感じ?痛みとの違いや受診の目安を助産師が解説

妊娠中のこと

妊婦健診で「お腹は張りますか?」と聞かれても、「張るってどんな感じなんだろう?」と迷ったことはありませんか?

実際に助産師として働く中でも、「お腹の張りがよく分かりません」という質問を受けることは少なくありません。

この記事では、妊娠10か月(臨月)より前のお腹の張りについて、

  • どんな感じなのか
  • 痛みとの違いや
  • 病院へ相談する目安

などを助産師の視点から分かりやすく解説します。

妊娠中のお腹の張りってどんな感じ?

妊娠中のお腹の張りは、「お腹全体がキューッと硬くなる」と感じる方が多いです。

感じ方には個人差がありますが、

  • 「お腹が締め付けられる感じ」
  • 「石のように硬くなる感じ」
  • 「皮膚が突っ張るような感じ」
  • 「ボールのように固くなった」

などと表現されることもあります。

普段触ったときはやわらかくても、張っているときは子宮全体が硬くなり、お腹全体がカチカチになったように感じるのが特徴です。

お腹の張りは数十秒から1分程度で自然に治まることも多く、休んだり横になったりすると落ち着く場合もあります。

また、お腹の張りには個人差があり、自覚しにくい方もいます

実際に、妊婦健診でお腹を触った際に張りが見つかり、「自分では気づきませんでした」と話される方も少なくありません。

そのため、「張っているか分からない」と感じることがあっても珍しいことではありません。

健診で気になることがあれば、遠慮せず医師や助産師に相談してみましょう。

お腹の張りと痛みの違いは?

お腹の張りは子宮が一時的に収縮して硬くなる状態で、痛みは必ずしも伴うわけではありません。

お腹の張りは、「お腹全体がキューッと硬くなる」と感じることが多く、数十秒から1分ほどで自然に落ち着く場合があります。

一方で、痛みは生理痛のような鈍い痛みや、チクチク・ズキズキとした痛みなど、感じ方は人それぞれです。

ただし、お腹の張りと痛みが同時に起こることもあるため、自分では違いが分かりにくい場合もあります。

感じ方には個人差があるため、自己判断は禁物です。

「いつもと違う」「張りかどうか分からない」と感じた場合は、気になる症状を妊婦健診で相談してみましょう。

こんな張りは病院へ相談を

次のような症状があれば早めに受診しましょう。

  • 1時間に何回も張りを繰り返す
  • 横になって休んでも張りが治まらない
  • 張りがだんだん強くなる、または長く続く
  • 出血や破水のような症状がある
  • 強い腹痛を伴う
  • 胎動がいつもより少ないと感じる

お腹の張りは妊娠中によくみられる症状ですが、切迫早産などのサインである可能性もあります。

少しでも不安に感じたときは、かかりつけの医療機関へ相談しましょう。

早めに相談することで、安心につながることも少なくありません。

まとめ

妊娠中のお腹の張りは、「お腹全体がキューッと硬くなる」と感じることが多く、妊娠中によくみられる症状の一つです。

しかし、張りが何度も繰り返す、休んでも治まらない、出血や破水、強い痛みを伴う場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

「これってお腹の張りかな?」と迷うことは珍しくありません。

不安なときは一人で悩まず、妊婦健診やかかりつけの医療機関で相談してくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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