母乳でいきたいけど、妊娠中はどうすればいいのか気になりますよね。
実は、授乳に向けて妊娠中からやっておいてほしい準備があります。
この記事では、助産師の視点から、
- 妊娠中からできるおっぱいケアの方法
- おっぱいケアの注意点
など、乳頭のケアについてをやさしく解説します。
妊娠中からおっぱいケアは必要?
妊娠中はホルモンの影響で、おっぱいにも少しずつ変化がみられます。
乳房自体も大きくなり、乳首も痛みに敏感になります。
保湿をしたり、乳房に合わせたややゆとりのある下着を選んだりすることが大切です。
ちょっとしたことでも産後の授乳が少し楽になることもあります。
妊娠中からできるおっぱいケア
妊娠中からのおっぱいケアは乳輪乳頭マッサージと乳かすを取り除くことです。
乳輪・乳頭マッサージ
妊娠中から乳頭マッサージは、母乳育児に向けてやっておいてほしい準備の一つです。
赤ちゃんは柔らかい乳首が大好きです。
乳頭マッサージを可能な限り続けていくことで次第に柔らかい乳首になります。
そして次第に赤ちゃんが吸いやすいおっぱいとなっていきます。
具体的なやり方をご紹介します。
- 入浴中またはお風呂上りの体が温まったとき。
- 28週頃から始めてみますが毎日ではなくても大丈夫です。
- 親指、人差し指、中指でCの字を作り乳輪の外側を軽くつまむ。
- そのまま乳頭の先の方へ引き上げるようにする。(軽くもむ感じ)
- たて、横、斜めの各方向からアプローチしましょう。

はじめは1回1~2分程度でOKです。
乳首に痛みがあるときはお休みで大丈夫です。
慣れてきてお腹の張りなどが気にならなければ毎日3分程度やってみましょう。
毎日触ることで強い乳首になっていきます。
乳かすの除去
妊娠中期以降になると、乳輪や乳首に白いカスのようなものがたまりやすくなります。
これは皮脂や角質などが固まった老廃物です。
毎日の入浴時に優しく洗い、除去していきましょう。
マッサージに痛みを感じるときなどは、優しく洗うだけで十分です。
妊娠中のおっぱいケアで注意したいこと
乳頭に触れると子宮が収縮する働きがあります。
妊娠経過によっては乳頭マッサージを控えた方がよい場合があります。
以下に当てはまる人は必ず医師や助産師に相談してからマッサージを始めましょう。
- 妊娠中お腹がよく張る
- 張り止めをすでに飲んでいる
- 子宮の頸管長が短いといわれている人
- 帝王切開での出産が決まている方
- 疲れているなど体調がよくないとき
こちらでは一般的なケアをお伝えしましたが、乳頭の陥没や扁平など個人差があります。
お乳の状態は人によって違うため、妊娠中に助産師にチェックしてもらいましょう。
また、37週以降は正期産となるので誰でもお乳のケアを始めましょう。
これまでマッサージを控えていた人も、積極的に乳頭マッサージをしていきましょうね。
まとめ
妊娠中のおっぱいケアは、授乳に向けた準備として役立つことがあります。
保湿や下着選びなど、無理なくできるケアを取り入れるだけでも、産後の授乳につながることがあります。
可能であれば乳頭マッサージをしてみましょう。
ただし、乳頭マッサージは妊娠経過によって注意が必要な場合も。
自己判断で無理をしないことが大切です。
不安なことがあるときは、ひとりで悩まず助産師や医師へ相談してくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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