予定日を過ぎると、
- まだ生まれないけど大丈夫かな?
- 何か問題があるのでは?
と、不安になる方は少なくありません。
実は予定日はあくまで目安で、予定日を過ぎたからといって、すぐに異常があるとは限りません。
この記事では、助産師の立場から、予定日を過ぎた場合に知っておきたいポイントをわかりやすくお伝えします。
予定日を過ぎたらどうなる?
まず初めにお伝えしたいのは、予定日はあくまで「目安の日」ということです。
実際には、予定日ぴったりに生まれる赤ちゃんは多くなく、約3割の方は予定日を過ぎて出産しています。
そのため、赤ちゃんとお母さんの状態が安定していれば、予定日を過ぎてもすぐに心配する必要はありません。
実際私が経験している中でも特別な処置が必要になるケースは多くありません。
ただし安全のため、健診は週1回を基本に、その間にもう一度受診して様子を確認する産院が多いです。
結果として週2回の通院になることが一般的です。
しかしながら、予定日を過ぎると、
- 何か問題があるのでは?
- 私だけ遅れているのでは?
などと妊婦さんは不安になるものです。
助産師として現場で見てきた中でも、予定日を過ぎたこと自体がすぐに異常につながるケースは多くありません。
まずは「予定日はゴールではなく、通過点のひとつ」と考えてもらえたらと思います。
予定日超過でよくある不安と判断の目安

予定日を過ぎると、こんな不安が出てきやすくなります。
- 赤ちゃんが苦しくなっていないか
- お産が進まなくなるのではないか
- 誘発分娩になるのではないか
これらはとても自然な気持ちです。
多くの医療機関では、
- 胎動がしっかりあるか
- 心拍や羊水量に問題がないか
- お母さんの体調に変化がないか
といった点を定期的に確認しながら、様子を見ていきます。
実際に誘発を考えるのは41週以降のことが多いです。
これは赤ちゃんとママの状態を考慮して決められますが、医師から説明がありますので安心してくださいね。
逆に、
- 胎動がいつもより少ない
- 出血や強い腹痛がある
- 明らかに体調がいつもと違う
と感じたときは、「予定日を過ぎているから我慢しなきゃ」ではなく、遠慮なく医療機関に相談して大丈夫です。
助産師として伝えたい、今の過ごし方
予定日を過ぎると、どうしても
- 何かしないといけない
- 早く産まなきゃ
という気持ちになりがちです。
でも、赤ちゃんはタイミングをちゃんと選んでいます。
できることは、特別なことよりも、
- しっかり休み、体を冷やさない
- おっぱいのマッサージを続ける
- ウォーキングをする
- 不安な気持ちを一人で抱え込まない
こうした、いつも通りのケアを大切にすることです。
焦りや不安が強くなると、心も体も緊張しやすくなります。
「今日は何も起きなかった」ではなく、「今日も赤ちゃんと穏やかに過ごせた」そんなふうに一日を終えてもらえたらと思います。
まとめ
予定日を過ぎたからといって、すぐに何かがおかしいわけではありません。
大切なのは、
- 赤ちゃんの様子
- お母さんの体調
- 不安な気持ちをそのままにしないこと
予定日を過ぎている今の時間も、お産へ向かう大切な過程のひとつです。
不安なことがあれば、ひとりで抱え込まず、医療者に相談してくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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